2008年4月28日月曜日

★ツタンカーメンの墓引き続き公開

修復のため5月1日からクローズするのでは?というウワサのあったルクソールのツタンカーメンの墓ですが、完全にクローズしてしまうということはなく、修復の間も公開を継続することになったそうです。

ただし、作業の都合で一時的に見れなくなってしまう可能性も…。
とりあえずルクソールの王家の谷の場合、早朝はツアーバスがたくさんやってくるので、その間に閉めるということはないかもしれません。ちょっと人が多いのが難点ですが、ツタンカーメンの墓は朝一番に訪ねてみては?

2008年4月25日金曜日

★エジプトで夏時間始まる

エジプトで今日から夏時間が始まりました。夏時間の始まる日は、実は毎年変わります。イスラム圏では一応金曜が祝日なので、金曜日を境としているようで、今年はちょっと早めのスタートになりましたね。

普段より時間が1時間繰り上がるわけですが、遺跡や博物館の入場時間は夏時間のときのほうが長いので、どちらかというと夏時間のときのほうが「普段の時間」という感じがします。

でも、ゴールデンウィーク前にちょうど開場時間が長くなってくれて、ちょっとトクな感じ?が味わえるかもしれません…!

夏時間は8月29日(金)までです。

2008年4月23日水曜日

★カイロタワー再びクローズ

エジプトと言えばまずは何をおいてもピラミッド…!と思われるかもしれませんが、あいにくカイロの街からは、ピラミッドは見えないんですよね(ピラミッドがあるのは、隣のギザの街なのです)。

ただ、カイロにいる誰もがピラミッドを眺めることができるのが、ナイル川の中洲にあるカイロタワー。てっぺんの展望台からはナイル川とピラミッドが一望できて、まさにエジプト!という感動が味わえます。地元のデートスポットになっていて、夜になるとカップル(といっても婚約者か夫婦だったりしますが)の姿が目立ち、夜景もなかなかのものです。

ところが修理?修復?のためために閉まってしまうことがありまして、今回も4月19日(土)から6月18日(水)までお休みだとか。うーん、せっかくだから夏休み前には開いてほしいものですね。

2008年4月21日月曜日

★日本にもあった!離島の海底遺跡

海底遺跡と言えば、地中海の底にあるものがよく調査されていますが、日本にも巨大な海底遺跡があるのを知っていますか?

それは、日本の最西端・与那国島の海に眠っています。与那国島は「Dr.コトー診療所」の撮影地として有名ですが、なんとここには遺跡もがあるんです!

与那国海底遺跡について、詳細はまだ調査中ということですが、「ムー大陸の跡?」という説もあるとか。実際、この遺跡では、カメなど生物と思われるもののレリーフや城門、排水溝跡、階段などが見つかっています。この遺跡が地上にあったのは、6千年~1万年以上前とも推定されていて、もしこれが本物だとすると世界最古の超古代文明が存在したという可能性が出てくるんです!(MI)

2008年4月17日木曜日

★ルクソール西岸セティ1世の墓依然修復中

ルクソールの王家の谷での最大の見所は「ツタンカーメンの墓」だと、当然誰もがお思いでしょうが、ご存じのように、ツタンカーメンは少年のうちに亡くなったので、その墓は急いで作られたのか、さほど立派なものとはいえないのです。

では、ファラオのものならではの立派な墓はどれかというと、それは長年閉鎖中の「セティ1世」の墓。セティ1世はあの有名なラムセス2世の父親で、現在王家の谷で見つかっている中では最も規模が大きく、また見事な壁画を持つ墓を残しています。

最近、このセティ1世の墓でウシャブティやらカルトゥーシュやらが見つかったというニュースがありました。新しいものが見つかるのはいいことですが、ということは、まだまだ調査が続いているということは、再オープンはまだ先のことなのですね…。

再オープンのあかつきには、今限定公開中のネフェルタリの墓よりはるかに話題になるかと思うのですが。セティ1世の墓の再開、待ち遠しいです!

★TBS「世界遺産」でイスタンブール登場!

4月から新しくなったTBSの「THE 世界遺産」(日曜18:00~18:30)、もう見ましたか?
4/20(日)の回では、イスタンブールの歴史地区が取り上げられます。
オスマン帝国のトプカプ宮殿など、世界遺産を美しい映像でじっくり味わえる内容。
また、世界遺産だけではなく当時そこに暮らした人々の生活を追っていくという二度おもしろい番組になって
いるそうです。
4/27(日)には、メキシコのチチェン・イツァーの古代都市が取り上げられます。
これまで日曜夜の枠で放送されていたTBSの世界遺産、これからも長く続いてほしいですね…!(MI)

http://www.tbs.co.jp/heritage/

トルコ3大遺跡のすべてがここに…!―エフェス、パムッカレ、カッパドキアを巡る

カンクン発チチェン・イツァ1日観光

2008年4月16日水曜日

★パスポートの有効期間にご注意

先日、自分のパスポートの更新をしてきました。
10年パスポートになってから、パスポートの有効期限なんて、うっかり忘れてしまいそうになりますよね。

パスポートは、旅行期間中に有効でなければならないのはもちろん、たいていの国では「入国時に残存期間が○カ月以上」といった制限を求めています。

入国に必要な条件は、入国時に係官がチェックしますが、実は搭乗のときにちゃんと航空会社の人がビザのあるなしとか残存期間をチェックしてくれていたりします。(私も以前外国のチェックインカウンターで「あなたビザないけど大丈夫?!」なんて聞かれたことがあります)

例えばペルーの場合、観光客はパスポートの残存期間が3カ月以上あればビザなしでいいのですが、航空会社によっては、「6カ月以上必要です」なんて言われてしまうことがあるとか…。

パスポートは更新時からまた10年有効になるので、早めに更新すると残りの期間をソンしたような気になりますが(更新料高いですものねえ…)、どこの国へ行くにも3カ月とかだとちょっと不安。できれば6カ月以上の余裕を持っていきたいものです。

2008年4月9日水曜日

★アンコールワットの修復作業が終わると…

カンボジアといえば、なんといってもアンコールワット。アンコールワットの建物はかなり広い範囲にわたって建造されており、その細部をゆっくり見ようと思ったら、とても一日では足らないくらいです。

そのアンコールワットが世界遺産に登録されてから、長きにわたり、日本の協力などによって修復作業が続けられています。ただし、これまでは間近まで行ってその遺跡を体感することができたところが、修復後は遠くから眺めるのみとなるところも出てくるそうです。

遺跡修復も重要なことですが、入れないところがでてくるのは少し寂しいですよね。
完全に修復が終わる前にぜひ一度行っておきたいところです。(MI)

Presented by 古代遺跡な旅

2008年4月6日日曜日

★マチュピチュには柔らかい靴で?!

ペルーのマチュピチュが年々崩壊の危機にあり、ユネスコの「危機遺産」候補にもなっていたことはご存じのとおりですが、地すべりが起こるというだけでなく、1日約2000人もの観光客が訪れて歩き回ることで、「石組みがすりへる」という事態が起こっているそうです…!

約500年もそのまま残ってきたのに、まさかそれほど急速に痛んでしまうとは、インカの人も予想だにしていなかったでしょうねえ…。

入場者数の制限とか、いろいろ考えているそうですが、とりあえずゴム靴とか柔らかい靴で歩くことも、問題の回避に役立つそうです。「遺跡を歩くときはゴム靴で!」これって、なかなかいいアイデアですね。ひょっとしてほかの遺跡でも役に立つかもしれません。

*今日、テレビ朝日「素敵な宇宙船地球号 世界遺産の光と影 Vol.11 空中都市マチュピチュの悲鳴」で放送されていました。

presented by 古代遺跡な旅